動画撮影用マイクでおすすめはどれだ?【SONY・RODE・DEITY・ゼンハイザー/6機種を徹底比較】

動画撮影用マイクでおすすめはどれだ?【SONY・RODE・DEITY・ゼンハイザー/6機種を徹底比較】
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SONY α7SIIIを購入してから、動画を撮るための機材を少しずつ買い揃えています。

現在購入した機材はこちら。

今はVlog的な撮影を主にしているのですが、音質面で内蔵マイクがいまいちだと感じています。

特に気になるのが風の音。

内蔵マイクだと風防がなく、ボボーっと入り込むのが気になるところ。

そこで今回はマイクを探すことにしました!

いろいろ調べながら候補に選んだのが6種類のマイク。

候補になったマイク

この記事では、動画用のマイクをピックアップして、比較検討する記事となります。

タップできる目次

動画用マイクを選ぶ4つのポイント

今回動画用マイクを選ぶのに重視したのは以下のポイント。

  • 音質の良さ
  • 小さくて軽い
  • デザイン
  • 初めてのマイクなのでお試し的な要素もあり高価すぎない

候補に選んだ6種類のマイク

いろいろ調べながら候補に選んだのが以下の6種類。

カメラはSONY α7SIIIを使用しているので、ソニー純正の2種類は有力候補。

候補のマイクのスペックをざっくりと一覧表にまとめてみました。

スクロールできます
SONY ECM-B10SONY ECM-G1RODE VideoMicroDEITY V-Mic D4 Duoゼンハイザー MKE 200ゼンハイザー MKE 400-II
外形寸法幅 27.4 mm x 高さ 81.7 mm x 奥行き 79.3 mm幅 28.0mm X 高さ 50.8mm X 奥行き 48.5mm幅 21.0mm X 高さ 21.0mm X 奥行き 80.0mm幅 21.0mm X 高さ 21.0mm X 奥行き 93.5mm幅 39.0mm X 高さ 60.0mm X 奥行き 69.0mm幅 37.0mm X 高さ 67.0mm X 奥行き 126.0mm
質量72 g34g42g40g48g130g(電池込み)
本体電源供給方法カメラから供給カメラから供給カメラから供給カメラから供給カメラから供給 単4形 電池×2
指向性鋭指向性/単一指向性/全指向性前方指向性単一指向性双指向性/単一指向性単一指向性単一指向性
付属品・ウインドスクリーン
・端子保護キャップ
・ケーブル
・ウインドスクリーン
・端子保護キャップ
・ケーブル
・ポーチ
・ウインドシールド
・ショックマウント
・ケーブル
・防風カバー
・ショックマウント
・ケーブル
・ウインドシールド
・ロッキングTRS-TRSコイルケーブル
・ロッキングTRS-TRRSコイルケーブル
・ポーチ
・クイックガイド
・ウインドシールド
・ロッキングTRS-TRSコイルケーブル
・ロッキングTRS-TRRSコイルケーブル
・ポーチ
・クイックガイド
発売日2022年7月29日2022年8月12日2015年10月27日2021年3月11日2022年1月27日

完全に自分視点であーだこーだ書いていきます。

1.SONY ECM-B10

おすすめポイント
いまいちポイント
  • SONYのカメラと相性最高
  • 3つの指向性を1台に搭載
  • コンパクトで手軽に持ち運べる
  • バッテリーレス・ケーブルレス
  • オーディオ設定を細かく調整できる
  • ノイズカットフィルター搭載
  • ウインドスクリーンもスマートなサイズ
  • 防塵・防滴に配慮した設計
  • 音に丸みがない(=くっきりはっきり聞こえる)

ソニーのカメラを使っているならSONY ECM-B10を使っておけば間違いない、そんなマイクです。

1台に3つの指向性(鋭指向性/単一指向性/全指向性)を搭載し、撮影するシチュエーションに応じて、スイッチひとつで簡単に切り換えできる万能マイク。

カメラのマルチインターフェースシュー(ホットシュー)に装着するだけで、カメラから電源が供給される上に、ケーブル不要で同期されるので、ケーブルのわずらわしさもありません。バッテリーレス、ケーブルレス最高!

音質はクリアで、ノイズカットフィルター、録音したい音声の大きさや録音レベルを調整できるので、より意図に合った撮影ができます。

しかも、防塵・防滴に配慮した設計になっているので屋外でも撮影も安心して使用できます。

そんな使いやすくてスペック最高なSONY ECM-B10ですが、個人的な感想として唯一のデメリットが音質がクリアすぎて音に丸みがないこと

僕個人としては、写真もそうですが少し丸みのある描写が好きなので、ちょっとくっきりパッキリしすぎてるかな、という印象。

これは完全に好みの問題で、人によってはメリットでもあるので、自分の好みかどうかが大事。

ソニーユーザーなら第一候補間違いなしのマイクだと思います。

2.SONY ECM-G1

おすすめポイント
いまいちポイント
  • SONYのカメラと相性最高
  • とにかく小さくて軽い
  • ノイズを抑えたクリアで高音質な収音が可能
  • バッテリーレス・ケーブルレス
  • ウインドスクリーンもスマートなサイズ
  • SONY製品以外(カメラ、PC、スマートフォン、タブレット)でも使用可能
  • 音に丸みがない(=くっきりはっきり聞こえる)

SONY ECM-G1は、重量はわずか34g、手のひらにちょこんと乗るほど小さなマイクです。

引用:SONY

圧倒的に小さくて軽いので、撮影の自由度が上がり、機動力のある撮影が可能になります。

Vlogでの自撮りや、街歩きでの撮影も、小さくて存在感がないので圧迫感を与えないのもメリットのひとつ。

カメラのマルチインターフェースシュー(ホットシュー)に装着するだけで、カメラから電源が供給される上に、ケーブル不要で同期されるので、ケーブルのわずらわしさもありません。バッテリーレス、ケーブルレス最高!

マイクには「外部マイク出力端子」が搭載されているので、ソニー以外のカメラでも使用することができます。(カメラ以外でも、PC、スマートフォン、タブレットなどでもOK)。

しかも、接続ケーブルも同梱されているので追加でケーブルを購入する必要hがないのも嬉しいところ。

引用:SONY

とにかく小さくて軽く持ち運びやすいので、場所を選ばずに機動力の必要な方におすすめです。

3.RODE VideoMicro

引用:RODE
おすすめポイント
いまいちポイント
  • 最初の1本におすすめのバランスのいいマイク
  • 小さくて軽い
  • 手頃な価格
  • 電池不要
  • マイク自体は小型だが、ショックマウントの存在感がある
  • ウインドシールド(ふわふわ)を装着するとさらに存在感が出る

RODE VideoMicroは、最初の1本ちょうどいいエントリーモデル。

小さくて軽く、振動ノイズを防止するショックマウント(マイクを支える赤い土台)や、風切り音を防止するウインドシールド(グレーのふわふわ)も同梱されており、カメラから電源も供給されるため電池も必要ありません。

内蔵マイクに比べ明らかにクオリティーの高い音が録れます。

しかも1万円を切る価格なので、初めての動画用マイクにもってこいのマイクです。

別途ケーブルの購入は必要ですが、スマートフォンなどのモバイル機器にも対応。

いまいちポイントは、ショックマウントとウインドシールドの存在感が大きいこと。

他のマイクに比べて発売から時間は経っていますが、根強い人気で、カメラはもちろん、スマートフォンを使ったVlog撮影にも最適なマイクです。

4.DEITY V-Mic D4 Duo

おすすめポイント
いまいちポイント
  • カメラの前方からだけでなく、カメラの後方からも録音できる
  • 小さくて軽い
  • 手頃な価格
  • 電池不要
  • マイク自体は小型だが、ショックマウントの存在感がある
  • 防風カバー(ふわふわ)を装着するとさらに存在感が出る

DEITY V-Mic D4 Duoは、双指向性集音の設計により、カメラの前方からだけでなく、カメラの後方からも録音できるので、Vlogのように撮影者もしゃべる場合には最適なマイクです。

小さくて軽く、振動ノイズを防止するショックマウント(マイクを支える黒い土台)や、風切り音を防止するウインドシールド(グレーのふわふわ)も同梱されており、カメラから電源も供給されるため電池も必要ありません。

内蔵マイクに比べても明らかにクオリティーの高い音が録れます。

いまいちポイントは、RODE VideoMicroと同じく、ショックマウントとウインドシールドの存在感が大きいこと。

5.ゼンハイザー MKE 200

おすすめポイント
いまいちポイント
  • 小さくて軽い
  • スタイリッシュなデザイン
  • コンパクトな本体に風防と衝撃吸収の機能が搭載されている
  • 電池不要
  • 手頃な価格
  • デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、モバイル機器に対応
  • 特になし

ゼンハイザー MKE 200は小型で軽く、スタイリッシュなデザインがポイント。

RODE VideoMicroや、DEITY V-Mic D4 Duoは、ショックマウントが大きいため、本体はコンパクトながらカメラに装着するとマイクの存在感は大きくなってしまいますが、MKE 200の場合はウインドプロテクション(風防)内にマイクとショックマウントが組み込まれた設計なのでコンパクトなまま見た目が変わりません。

ウインドプロテクションにプラスして、ウインドシールドも付属されるので風防効果にも長けています。

いまいちポイントは特に見当たらず、欠点のないマイクと言えます。

6.ゼンハイザー MKE 400-II

おすすめポイント
いまいちポイント
  • とにかく音質がいい
  • スタイリッシュなデザイン
  • 風防と衝撃吸収の機能が内蔵されている
  • ローカットフィルター、3段階の感度切り替えにより細かい調整が可能
  • 一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、モバイル機器に対応
  • 他に紹介したマイクと比較すると大きくて重い
  • 電池が必要

ゼンハイザー MKE 400-IIはゼンハイザー MKE 200の上位機種。

まずは音質、いろいろ聴き比べた結果、今まで紹介したどのマイクで録音した音よりも、音に丸みがあって耳心地がよく感じました。

SONY ECM-B10は高音質ですが、ハッキリくっきり聞こえるので、その辺りで好みが分かれると思います。(SONY ECM-B10が良くないわけではない)

ウインドプロテクション(風防)とショックマウント(衝撃吸収)を内蔵

マイク本体はゼンハイザー MKE 200とデザインは同じでウインドプロテクション(風防)内にマイクとショックマウントが組み込まれた設計。

MKE 400-IIがMKE 200よりも上位機種である理由は、ローカットフィルターと3段階の感度切り替えスイッチがあり、環境に応じて録音状態を調整可能なところ。

モニタリング用のヘッドフォン端子があり、ボリュームも8段階調整できるので、撮影中にを簡単に確認することができます。

ただし、マイクが大型化しており電池も使用するため、重量が増えているのがいまいちポイント。

まとめ

・SONYユーザーであれば【SONY ECM-B10】は間違いのない選択。

・コンパクトで軽い、デザインも洗練されている、で選ぶなら【SONY ECM-G1】【ゼンハイザー MKE 200】。

・手頃な価格で音質がいいのは【RODE VideoMicro】。

・VlogやYouTubeなどで撮影者もしゃべる機会が多い場合は、双指向性の【DEITY V-Mic D4 Duo

・丸みのある音質でワンランク上の音質を求めるなら【ゼンハイザー MKE 400-II

自分はソニーユーザーなので【SONY ECM-B10】が一番使いやすいのは承知の上。

でも、クリアーすぎる音質が好みではない…。

YouTubeでいろいろと聴き比べた結果、やっぱり一番良かったのが【ゼンハイザー MKE 400-II】。

音に丸みがあって耳心地がダントツで良かった。

他のマイクは価格は安くて、サイズもコンパクト、使いやすそうで音も悪くないんだけど、全部クリアー系の音質で好みでないな、というのが正直なところ。

(他に比べて)大きくて重いのはいまいちだけど、クオリティー重視で考えたら【ゼンハイザー MKE 400-II】一択かな。

でも、実際に使ってみないと本当の使い勝手なんかわからないのが正直なところ。

実際に購入したらレビュー記事を書きたいと思います!

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