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【実写レビュー】SIGMA(シグマ) 30mm F1.4 DC HSM | Art

【実写レビュー】SIGMA(シグマ) 30mm F1.4 DC HSM | Art
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一眼レフカメラを買って、スマホでは撮れないような写真をたくさん撮るぞ!と思って写真を撮り始めてみたけれど、

思ってたみたいに、ふわっとボケる写真が撮れないな…

って思ったことありませんか?

それはあなたの腕が悪いわけでも、カメラの性能が悪いわけでもありません。

レンズの問題なんです!

そんなあなたに、誰が撮っても綺麗にボケるレンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Art 」をおすすめします!

画質はシャープでクリア!

綺麗にボケるのに価格が安い!

高級感もあるから所有感も満たしてくれる!

まさにお得感たっぷりのレンズなんです。

空気の澄んだ冬の景色みたいに、キリっとシャープでクリアな写真が撮れるレンズです!

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」を装着して、今までと同じように写真を撮るだけで、

えっ、同じカメラで撮った写真!?

って驚くこと間違いなし。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」は、レンズメーカーのレンズなので、

さまざまなメーカーの一眼レフカメラで使用することができます。

キットレンズで撮れる写真に物足りなさを感じてきたあなたに、ぜひ使って欲しいレンズです。

それでは「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」について詳しく紹介していきます!

☞キヤノン APS-Cカメラ用

☞ニコン APS-Cカメラ用

☞ペンタックス APS-Cカメラ用

☞シグマ APS-Cカメラ用

レンズフィルターは62mm


タップできる目次

実写レビュー

まずはレンズの説明よりも、SIGMA 30mm F1.4 DC HSMで「どんな写真が撮れるのか?」が一番気になると思います。

今回は実際に東京の街を撮影してきましたので作例としてご覧ください。

まずは夜のお散歩写真から。

オレンジ色の街灯に染められた壁面に映り込む木の影に目が止まる。

絞りはF1.8だけど、かなりシャープに写る、いい。

スマホの小さな画面で見てもわかる解像度の高さ!

ほぼ開放(F1.6)で撮影しているのに、こんなにシャープで立体的に写ることに感動する。

光が当たる微妙なグラデーションも綺麗に表現してくれます。

こちらもほぼ開放(F1.6)。

写りがシャープだと、なんてことない景色もカッコいい。

カーブミラーにグッと寄った一枚。

錆びた街灯とカーブミラーがすごくリアルに描写されています。

夜空に浮かぶ雲もいい雰囲気を醸し出してる。

逆光で入れた街灯の光が紫色になっているのがちょっと残念。

ピントの合っている場所はキリッとシャープで、それ以外は綺麗にボケます。

これがシグマのレンズの特徴。

こちらは開放(F1.4)。

ピント面はシャープ、それ以外はスコーンとボケるから、ついつい開放付近を多用してしまいます。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSMは円形絞りを採用しているので、後ろに写る雨粒が丸くボケています。

ここからは昼間の写真。

今度は昼間の緑。

こちらも開放(F1.4)で撮影。

左下に太陽を入れてみましたが、逆光にも強いです。

今度はぐっと絞り込んで(F11)木漏れ日を撮影。

明暗のコントラストがいい感じ。

今度は花を少し斜め上からF1.8で撮影。

花の紫、葉っぱの緑、影の黒、程よいコントラストと鮮やかな色彩が美しい一枚。

手前と奥がなだらかにボケて、ピントが合っている部分にまっすぐ視線が誘われます。

丸い花と円形絞りが相まって、奥も手前も丸いボケがかわいい。

紫色の花は遠くにあり大きくボケているので、差し色のアクセントにちょうどいい。

手前は日陰、その先に青い空と白い雲が浮かんでいました。

F10に絞り込んで、手前から空までバシッとピントを合わせる。

手前の黒と、奥に広がる空とのコントラストが綺麗。

傾いた夕陽を入れて。

あえてコントラスト低めに現像してみました。

元々の描写がシャープなので、やわらかすぎない仕上がりに。

シグマのレンズのシャープで都会的な写りは、自然よりも人工物のほうが映えるような気がする。

人工物のほうが映えると言いながら、自然のものばかり撮っている。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSMのスペック

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」は、カメラメーカーの純正レンズではなく、SIGMA(シグマ)というレンズメーカーの単焦点レンズ。

純正レンズよりも価格は安く、なおかつ純正レンズをも凌ぐ描写力が評価されている日本のレンズメーカーです。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」は標準レンズといって、人間の視野に近い距離感、見え方で写真を撮ることができるレンズです

人物や景色、ペットや料理、なんでも撮れるオールマイティレンズ。

単焦点レンズについて

単焦点レンズとは、ズームレンズのようにレンズを動かして、広く撮ったり、望遠にしたりすることができません。

まさしく人間の目のように、被写体を広く(小さく)撮りたければ自分が遠く離れ、近づいて大きく撮りたければ自分が近寄る必要があるレンズです。

単焦点レンズは、自分がカメラと一体化して身体を動かして写真を撮ることになるので、写真の上達も早くなります。

ただし、このレンズはAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ用のレンズです。

フルサイズの一眼レフカメラには使用できません。

Koji
厳密に言えば使えるけど、画面にケラレが生じるよ。

詳しくは「実はフルサイズのカメラでも使える」で説明します。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」のスペックは以下の通り。

*表は横へスライドできます。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Art 
焦点距離


キヤノン EFマウント 35mm判換算:48mm相当の画角
ニコン Fマウント 35mm判換算:45mm相当の画角
ソニー Aマウント 35mm判換算:45mm相当の画角
ペンタックス Kマウント 35mm判換算:45mm相当の画角
シグマ SAマウント 35mm判換算:45mm相当の画角
レンズ構成枚数 8群9枚
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
絞り値 F1.4〜F16
最短撮影距離 30cm
手ぶれ補正 なし
フィルターサイズ 62㎜
最大径 × 長さ φ74.2㎜ × 63.3㎜
質量 435g

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM外観と使用感

SIGMAのレンズは無駄なものが削ぎ落とされていて、シンプル&スタイリッシュなデザイン。

コンパクトだけど、中身がギュッと詰まっている感じと高級感のある作りが所有感を満たしてくれます。

※写真はキヤノン用のレンズです。

ボディーにはAF(オートフォーカス)とMF(マニュアルフォーカス)の切り替えスイッチだけなので、操作に迷うことがありません。

付属品でレンズフードも付いています。

装着するとこんな感じ。

レンズの長さは63.3㎜、重さは427g。

キットレンズ(カメラとセットで付いてくるズームレンズ)に比べて光をたくさん取り込めるレンズ(開放がF1.4)なので、暗い室内や夕暮れ時、夜のスナップ撮影でも使いやすいです

被写体へは最短30cmまで近づけるので、子供のかわいい笑顔や、料理やアクセサリーにぐっと寄って背景をぼかした雰囲気のある写真を撮ることができます。

オートフォーカスはスムーズで、音も静か。

夜のスナップ撮影で使用しましたが、暗い場所でのピント合わせも問題無し。

オートフォーカスはカメラ任せでも安心して使えます。

☞キヤノン APS-Cカメラ用

☞ニコン APS-Cカメラ用

☞ペンタックス APS-Cカメラ用

☞シグマ APS-Cカメラ用

レンズフィルターは62mm

SIGMA 30mm F1.4 DC HSMのおすすめポイント

1.シャープでクリアな写り、カッコいい写真が撮れる

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」のおすすめポイントは、何と言ってもシャープでクリアな写りとボケの綺麗さ。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」で撮影した写真はピントを合わせたところはキリッと、それ以外はふわっとボケて、被写体が浮かび上がります。

ズームレンズでは絶対に表現できない世界を写すことができます。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」はSIGMAレンズの中で最上級クラスのArtラインのレンズです。


引用:SIGMA

Koji
わかりやすくいうと、めちゃくちゃ綺麗に写真が撮れるレンズ。

2.複数のカメラメーカーで使用できる

冒頭でも触れましたが、SIGMA(シグマ)はカメラメーカーではなくレンズメーカーなので、

いろいろなメーカーのカメラで使用することができます。

3.マウント交換ができる

レンズメーカーでシグマだけが唯一しているサービスが「マウント交換」。

マウントってなに?


引用:SIGMA

レンズとカメラの着脱部分の部品のことを「マウント」と言います。

マウントは各カメラメーカー毎に種類が違うので、マウントが違うレンズをカメラに装着することはできません。

でも、シグマならマウントを交換すれば今まで愛用してきたレンズを他のマウントのカメラで使用できるようになります。

お気に入りのレンズをそのまま他のカメラでも使えるのは嬉しいな!
Koji
買い換えるよりも値段が安くてお財布にも優しいよ。

SIGMAのレンズのマウント交換についての詳細はこちら→マウント交換サービス

4.実はフルサイズのカメラでも使える

※この項目は裏技的な箇所なので、APS-Cのカメラを使っている方は飛ばしてください。

SIGMA 30mm F1.4 はAPS-Cサイズ専用のレンズなんだよね?
Koji
ちょっと問題はあるけど、フルサイズのカメラでも意外と普通に使えちゃったりするよ。

記事のはじめに見てもらった実写レビューの写真はすべてCanon EOS 5Dmark4というフルサイズのカメラで撮影したものです。

実は「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」はAPS-Cサイズ用のレンズですが、 フルサイズのカメラに装着しても意外に使えます。

ただし、欠点がひとつあります。

それは「ケラれ」が発生してしまうこと。

ケラれとは、わかりやすく説明すると「画像の四隅に暗い影が出てしまうこと」。

以下の写真で見てもらうとわかりやすいです。

画像の四隅が暗くなっているのが「ケラれ」です。

この写真もフルサイズのCanon EOS 5Dmark4で撮影した写真です。

もしAPS-Cのカメラで撮るとどのように写るかというと以下のようになります。

詳しい説明は、ものすごく長くなってしまうので別記事で紹介しようと思いますが、ケラれを克服する方法は2つあります。

  1. 四隅のケラれや画像劣化が目立たない写真を撮る
  2. 絞りはF5.6以上に絞って使う

この2点さえ上手く使えば、フルサイズのカメラで30mmのレンズとして使用できます。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSMのいまいちポイント

実際に「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」を使ってイマイチだと感じ点を紹介します。

フリンジが発生する

絞りを開放付近に設定して撮影すると、明暗差の大きな場所にパープルフリンジが発生します。

パープルフリンジとは、明るい部分と暗い部分の境目に紫色が発生する現象のこと。

こちらの写真をご覧ください。

真ん中のバーを左右に移動させると、パープルフリンジの有無を確認できます。

【実写レビュー】SIGMA(シグマ) 30mm F1.4 DC HSM | Art【実写レビュー】SIGMA(シグマ) 30mm F1.4 DC HSM | Art

パープルフリンジは、Lighitroom等の現像ソフトで補正できます。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSMの便利なアクセサリ

シグマのレンズには「SIGMA USB DOCK」という、レンズをより使いやすくする便利なアクセサリがあります。

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主なメリットは2点。

  1. インターネットを介して、レンズのファームウェアをアップデートできる
  2. 自分でピント調整できる

特に、 自分でピント調整できるのはレンズメーカーだからこそできるメリットです。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM 」は絞りがF1.4という、とても明るいレンズです。

これは大きなボケを生むレンズとしてのメリットではありますが、そのぶん開放付近(F1.4あたり)で撮影する場合は、ピントの合う範囲が狭いので、ピント合わせはとてもシビアです。

でも、「SIGMA USB DOCK」を使えば、キッチリと自分のカメラに合わせたピント合わせが可能です。

SIGMA USB DOCKを利用した人のレビューを紹介しますね。

Sigmaといえば前ピンか後ろピンに悩まされることが多かったのですが、Artシリーズも同様に悩まされます。
しかしこのDockがあれば、単焦点なら小一時間でAFガチピンに調整できます。
素晴らしいです、感動しました。
もうレンズはArtシリーズしか買わないです。

引用:Amazon

前ピンのArt 30mm F1.4 DC HSMのピント調整のために購入しました。週末にDIYでやってみたところ、鳥肌がたつくらいに解像感ある画像が得られるようになりました。
作業前は「面倒だな」と思っていたのですが、やってみると「自分だけの”Sigma Art”」ができあがっていく感覚があって意外に楽しめました。

引用:Amazon

メーカーに出さずにピント合わせができます。
ファームウェアを書き換えたりピント合わせを誤差が1単位で出来ます。
安いので一個持っているととても便利です。
AFがなかなか合わない時はこれで調整してまた試しての繰り返しできちんとピントが合う様になります。

引用:Amazon

便利そうだけど、自分で調整するの難しそうだよね。
Koji
そういう場合はメーカーにピント調整してもらうといいよ。

「SIGMA USB DOCK」を使えば便利だけど、自分で調整するのは面倒なのも本当のとこ。

そんな時はシグマにカメラとレンズを送れば無料でピント調整してもらいましょう。

Koji
僕は仕事で使っているシグマのレンズは、メーカーに送ってピント調整してもらいましたよ。

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まとめ:シャープでカッコいい写真を撮るならSIGMA 30mm F1.4 DC HSM

F1.4の大口径レンズでハイクオリティな写りと、買いやすいコスパのいい価格。

シグマのレンズだからこそ写すことができる世界があります。

キットレンズで撮れる写真に物足りなさを感じてきたあなたに、ぜひ使って欲しいレンズです。

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